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「innocent world」、終了いたしました。
ここまで読んでくださった読者の皆様、本当にありがとうございました&お疲れさまでした。
あとがきです。
3年分あるせいかあとがきもとっても長い(笑)ので、読みたくない方はすっ飛ばしてこちらから是非「innocent world」に関するアンケートにご協力ください。
最後のお仕事だと思ってお付き合い頂けると嬉しいです。お願いします。
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↓ここからあとがき再びです。
物語の中で2006年の春にスタートしたアキラとヒカルの旅は、実際の世界で2006年の春を迎えて──漸く終えることが出来ました。
やー…本当に長かったですね(笑)
連載を開始したのが2003年の5月12日だったので、2年と11ヶ月…約3年近い月日を要したワケです(笑)
連載当初から今までお付き合い頂けた読者の方がどれくらいいらっしゃるのかわかりませんが、本当に本当にお疲れさまでした。
3年もの間、「ヒカルの碁が好き!」というテンションを落とさず、そして当サイトにお立ち寄りくださり、innocentという物語を追いかけ続けてくださる…というのは、尋常じゃなく大変なことだったと思います。
そして、本当に本当に有り難いことです。ありがとうございます。感謝してもしきれません。
でももう一度言わせてください。ありがとうございました。
管理人の涼子とinnocentを始めよう!と決めたのは、まさに原作「ヒカルの碁」が終了したその日で、二人でジャンプ片手に集まってinnocentの大筋を決めていったのでした。(この時、涼子には全部は話しませんでしたが、私の中ではラストまでほぼ決まっていました)(でも1年半くらいで終わるだろうと思ってた…何故…)
それから私が僅か3日くらいでact.01を全て書き上げ、サイトが開設する1週間前には、確かact.02まで書き上がっていたような気がします(笑)
ジャンプで吐き出せなくなった感情をとにかく文章にぶつけた!というアツい感じだったのか、ただ単に物語上で早くアキラとヒカルが同居するところまで書き上げたかったのか(笑)今ではもう思い出せません。
私としては「ヒカルの碁」の原作の終了の仕方に不満はありませんでしたので(当時は色々思ったけど・笑)「原作を補完する」とか「続きを自ら書く!」というような大層な意味で始めたわけではありません。
単純に「まだまだ好きなんだからしょうがないじゃない!」みたいな気持ちで書き始めたのだと思います(笑)
本当はサイト自体は2003年の5月5日に開設する予定でした。
しかし、そもそも涼子と初めてinnocentの話をしたのが4月の29日とか30日とか(ハッキリとは覚えていません)で、さすがに1週間足らずで開設することは出来ず、5月5日より1週間ずれて12日になったのでした(笑)
そんな調子で、春の日にinnocentはバタバタとスタートしたのでした……
開設すると同時に、本当に多くの方に訪れて頂きまして、そして物語を読んで頂きまして、ご感想やご意見などもたくさん頂くことが出来ました。
本当に嬉しかったです。皆様、ありがとうございました。
サイトを運営していて一番嬉しかったのは、ヒカ碁に萌えることでも小説を書くことでもなく、私たちと同じく「ヒカ碁が好き!」という方々と直接触れあえることでした。
皆様のような読者の方々に出会えたことが、私たちにとって一番幸せな出来事でした。
それにしても3年という月日は尋常ではない程長く、「ヒカルの碁」的にも色々あったし(読み切り掲載とか小畑先生やほった先生の新連載とか)、私や涼子の身にも本当に様々なことがありました。人生の岐路にも、何度か立たされた気がします(笑)
にも関わらず、innocent連載中のこの3年間といえば、人生の岐路の裏側で常にinnocentのことを考え、頭の中の半分、要は3年という時間の半分…つまり1年半はinnocentのことばかりを考えていたという事になります(笑)
や、大げさでもないし、嘘のようでホントの話なワケで(笑)
終わりが近づくにつれ、よく涼子と「innocentが終わったら私たち、どうなるんだろう」「ボケるかな」などと真剣に話し合ったものです(今も続行中)
そしてそんな長い間、私たちを引っ張ってきてくれたアキラとヒカルに感謝です。
私の物語の書き方は、まずスタートからゴールだけが見えていて、とりあえずそのゴールに向かって走っていく…というやり方です。
なのでラストは決まっているけど、その途中のエピソードは大筋でしか決まっていない。でももう連載スタートしちゃったし。
とりあえず、物語の骨子からずれないように、あとはアキラとヒカルに任せて進んでいくか。
…そんな私のいい加減な性格を反映しながらinnocentは走り出しました。
そのお陰で、途中で色々なトラブルが起きました。
アキラやヒカルが、私が決めていた台詞とは全く異なる台詞を勝手に吐きやがって(これを私はイタコ現象と呼んでいました)、物語が大筋から大幅にずれていくことが多々ありました。
でも私はそれを、要は物語のためにキャラを捻ることはしませんでした。
だって、私なんかが考えることよりも、アキラやヒカルが喋る言葉や起こす行動の方がよっぽど説得力があったので。
なので、基本的に野放し……これが、後で私の首を大いに絞める結果となるワケですが(笑)
今にして思えば、innocentがここまで長くなってしまったのは、そのキャラの勝手な行動(笑)によってずれてしまったストーリーの軌道修正に、多大なる時間がかかったせいではないかと思っております。
その一番顕著な例がact.09の永夏と秀英の登場(韓国編)だったのですが(笑)
……この辺りは、また話すと長くなりそうなので、来週から03巻(新書版innocentの最終巻です)が5月に発売されるまで、ボチボチと行う予定の「innocent world ─裏の世界─」(制作秘話です)にてお話しようかと思っております。
ラストについても、読んでくださった方々の数だけ、色々な解釈があると思います。
悲しいと受け取る人、嬉しいと受け取る人、可哀想と受け取る人、幸せだと受け取る人。
様々なカタチがあっていい、と私は思っています。その皆様が思ってくださったカタチこそが、
ヒカルとアキラが最後に辿り着いた「幸せのカタチ」だったのだと思いますし。
ちなみに、私としては……ま、ここは伏せておきましょうか(^^)
それにしても、そんないい加減な私をここまで引っ張ってきてくれたアキラとヒカルには、本当に感謝しても感謝しても足りません。
本当にありがとう。私はキミたちと出会えて幸せでした。
キミたちがいてくれたおかげで、私はこんなにも素晴らしい読者の皆様とお会いすることが出来たのだし…。
そうそう、お陰様でinnocentは本にもさせて頂きました。
サイトに一度は掲載している話なので、お金を払ってまで購入してくださる方がどれくらいいらっしゃるかわからないままオフラインをスタートさせたのですが…多くの方が「webもいいけど『本』として手元に置いておきたい」と言ってくださり、本当にたくさんの方がinnocentを本としてお家に持ち帰ってくださいました。ありがとうございました。
オフラインを始めたお陰で、webには掲載することのない番外編なども本当にたくさん書かせて頂き、「innocent world」という世界に奥行きを持たせることが出来ました。
我ながら、「随分デカイ話になったなあ」と思いながら、我が子の成長を眺めるような気持ちで本編や番外編を書いておりました。嬉しかったです(^^)
まだまだ書きたいことは一杯あるような気がするのですが、本編が長けりゃあとがきまで長い(もう十分長いよ!)なんてちょっとカッコ悪いので、そろそろ終わりにしようと思います。
今後、サイト上でinnocentの新しいお話が掲載されることがあるのかどうか、それは今の段階では未定とさせてください。(オフラインではチョコチョコあるかもしれませんが)
本編の物語としては、すべて終了したと思って頂いて結構です。ありがとうございました(^^)
3年間、長きに渡り「innocent world」にお付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。
それからアキラ、そしてヒカル。魅力ある脇役の皆様。そして「ヒカルの碁」という物語。
あなた達に出会えて、私たちは本当に幸せでした。どうもありがとう。
最後に、innocentを読んでくださった方、すべてに感謝を込めて。
2006.3.25
執筆人@くり 管理人@涼子
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